ホーム >  ご来院の皆さまへ >  認知症の相談室 >  当院での取り組み

当院での取り組み

認知症の専門医や専門病棟

高齢化、核家族化の進む現代では、高齢者の認知症の問題はとても深刻です。患者さん本人の苦悩はもとより、核家族化した家庭での介護の負担は大変なものとなっています。
水口病院は、設立当初から認知症の治療に力を注いできました。数多くの症例を治療し、研究してきたノウハウを活かせるよう、増築とともに「認知症専門病棟」60床を作りました。平成9年(1997年)からは滋賀県の委託を受けて「認知症疾患医療センター」も運営しています。
また、同じ敷地内にある介護老人保健施設「スキナヴィラ水口」も、認知症の患者さんに焦点をあてて運営し、さらに、高齢者のデイケア、ショートステイも充実させ、多くの方々に利用していただくようになりました。

認知症の方にも充実した暮らしを送っていただきたい。そして、介護する家族も心豊かな生活を送ってほしい。当院はそのお手伝いのために常に努力を重ねていきたいと考えています。

リハビリテーション

認知症の症状の中には、治せるものもありますが、治療が難しいものが多いことも現実です。医療機関では、専門の医師や専門のスタッフなどが中心となって、リハビリテーションやデイケアを行っています。認知症のリハビリテーションは、読み・書き・計算などの訓練が目的ではありません。高齢者が日常生活をしていくうえで、周囲の人の手助けを最小限にとどめられる、しかも、快適な生活が送れる、といったことが大きな目的です。生活にはりをもたせ、生き生きと暮らすことができるようにすること。それ自体に、治療としての意味があります。

デイケア・ショートステイ

デイケアでは、認知症の高齢者を一日お預かりしてリハビリテーションやレクリエーション、入浴、食事サービスなどを行います。ショートステイでは、一週間程度、宿泊していただきお世話をいたします。
こうしたサービスは、介護者の負担を軽くするだけでなく、高齢者にとっても大きなメリットがあります。孤独な生活は、それだけで意欲や精神活動を低下させたり、精神的不安定を招きやすいものです。家族以外の人と触れ合ったり、外出することは、治療の上でもとても重要なことなのです。